司会: 今後の東京アプレイザルさんとしては、提携先との繋がり強化と同時に新たな税理士事務所との提携ということも重要になりそうですね。
芳賀: そのとおりなんですよ。ここまで長い期間で、鑑定業務を理解してもらうことに注力してきました。それでもまだまだ知らない方がたくさんいます。東京だけで考えても、まだまだだと思っています。現在、東京の税理士事務所とは800社程と提携させていただいております。ただ、東京にどれだけの税理士事務所があるかというと、6000~7000社はあるのですよ。ここに対して、もっと業務提携をしていきたいなと考えています。これは、言うなれば、東京アプレイザルとしての永遠のテーマですね。まぁ、先は長い話ですが、1500社、3000社、5000社と提携していきたいですよね。この部分は、これからの東京アプレイザルを背負って立つ人間にも引き継いでいきたいですね。ただ、簡単ではないと思いますけれどね。
司会: そうですよね。一気に数を増やすという事は、なかなか難しいことかもしれませんので、地道に増やしていくというのが現実的なのでしょうか。
芳賀: 一気に増やすのは本当に難しいですね。ここ数年、業務提携の数が思うように伸びていません。そういう意味では、営業がうまくいかなかったなと感じています。東京アプレイザルとの業務提携は、それ自体は完全に無料ですからね。「何かあった時に来てください。概算評価までは無料でやりますから。」という内容なのですよ。デメリットは基本的には無いと思っています。提携先の件数を増やすのは、営業のやり方次第だなと思っていますので、今一度その辺りを指導してやっていきたいですね。私自身が営業に専念できれば、年間100社くらいとの提携ができるという自信がありますけどね。
司会: 税理士の方が抱えてらっしゃるクライアントにとって、プラスに働く可能性がある訳ですから、鑑定業務をしっかり理解していただいての提携ですよね。しかも、提携、概算評価の入口自体は無料ですから、かなり有り難い話だと思います。
芳賀: しっかりと、伝えていかなければいけないですね。先ほどは、既存の提携先に対して無料でセミナーをやっていると申しましたが、新規の事務所様に対して行っていくということも考えられると思っています。
司会: それも効果的ですよね。セミナー、提携、概算評価も無料ですよという本当に入りやすい入口となりますよね。