東京アプレイザル・不動産鑑定士の永井宏治です。

今回のREAレポートは一般社団法人相続診断協会様が開催した「笑顔相続シンポジウム」についてです。

12月1日(月)、大阪にて開催された「笑顔相続シンポジウム」に出席させていただきました。

弊社東京アプレイザルは相続診断協会様のパートナー企業であり、共催でセミナー等も開催させていただいております。

今回の会場は大阪市役所近くの大阪市中央公会堂。下に写真を掲載しましたが、東京駅と同じく辰野金吾設計の建物で、趣のある建築物です。

上記シンポジウムは毎年12月1日に開催されていますが、私は今回が初参加となりました。

会場には大勢の相続診断士・上級診断士の方が来場されており、落語のお話や、映画「ソーゾク」のお話、相続診断士の方のさまざまなお話もあり、活気に満ちた盛大なシンポジウムでした。

シンポジウムの中で、相続診断協会様編著の新刊「相続・終活コンサルティング事例集2026」の紹介があり、私も共同執筆者として壇上に上がらせていただきました。 私は「相続不動産評価において鑑定評価は有効」というテーマで執筆をいたしました。

拙著「相続土地評価における鑑定評価実例と裁決事例考察」では、多くの鑑定評価実例を掲載しましたが、上記書籍には掲載されていない「更正の請求で鑑定評価を適用した最近事例」を基にしております。今年行ったセミナーでは何度か採用しているので、受講されていた方は「あのときの事例か」とお気づきになるかもしれません。もし、ご興味がおありの方は是非お読みいただければと思います。

シンポジウムに参加させていただき、改めて「相続」に関するビジネスは伸びている分野であることを実感しました。

私は、不動産鑑定士としての立場からですが、より相続分野でお役に立てるように頑張らなくては、と感じました。