東京アプレイザル・不動産鑑定士の永井宏治です。
5月13日にビジネス会計人クラブ・大阪様の定例会にて講師を務めました。
テーマは「相続税土地評価における鑑定評価実例と裁決事例考察」、新書籍の名称をそのまま使用させていただきました。
内容としては、「相続税土地評価において鑑定評価は有効手段となりえるか?」という、本書籍を執筆するきっかけとなった点をメインテーマとして、下記の内容で講義を行わせていただきました。
- 「特別の事情」について(合理性欠如説・合理性比較説)
- 更正の請求で認められた事例(鑑定評価、通達評価の見直し)
- 鑑定評価が否認された裁決事例の考察
私にとって、ビジネス会計人クラブ様で講師をさせていただくことは初めてのことであり、大変光栄なことでした。私も講師経験はそれなりにあるものの、東京アプレイザルの自社セミナーが多く、今回は大阪ということもあり「アウェイ」な感は否めず、いろいろと不安もありましたが、無事に終わってホッとしております。
外部での講師を務めて改めて感じたことは、セミナーは講師一人で開催できるわけではなく、運営される側が集客や会場手配をされ、受講申込をされる方々がいるから成り立つのだな、ということです。
ビジネス会計人クラブ・大阪様やお忙しい中会場まで足を運んでくださった多数の受講生の方々には、深く感謝申し上げます(同時にいつも「相続土地評価アカデミー」の運営をしている弊社セミナー部にもこの場で感謝申し上げます)。
今回の定例会で、少しでも受講生の方が「土地の時価」というものを考えるきっかけにしていただけたなら本当に良かったな、と思います。
また、懇親会も多くの方にご参加いただき(何年ぶりかでお会いした先生もいらっしゃいました)、交流させていただいたことは私にとって大変有益なことでした。
「相続土地評価アカデミー」も引き続きよろしくお願いいたします!
PS.
北浜にある中之島バラ園のバラを撮影してきました。何年か前の出張の際は時期がずれていたため、見ることができませんでしたが、今回ようやく見ることができました。バラの名所と言われる場所であり、色とりどりのバラはとても素晴らしかったです。
「相続土地評価アカデミー」 詳細はこちらからご覧ください。
https://tap-seminar.jp/seminar.php?keyno=2333