新年あけましておめでとうございます。

令和7年となりましたが、我々昭和に生まれ育ち、激動を生きてきたものにとっては歴史的な年になりました。

そうです、昭和でいえば「100年」になりました。これを読んで頂いている方々にあえてお互いに「よく頑張りました、おめでとう!」と叫びたいのです。

 

私事で恐縮ですが、昨年3月に43年連れ添った女房を亡くしました。

結婚後すぐに不動産鑑定士として独立開業した自分を支えてくれた人でした。65歳で発病して9年間の闘病生活を経て亡くなる半年前から余命はそれほどないと覚悟をしていましたが、それが現実になり、自分の中で大きな変化に見舞われました。

それと、昨年9月には、6年半前に当社の代表取締役を退任したものの、なかなか思うような業績に届かない結果もあり、恥を忍んで現職に出戻りしました。

まさに老体に鞭打っての再出場です。これがスポーツ選手であれば絶対に戻ることは出来ないでしょうが、幸いに頭と気力と現地を見ての不動産の目利きと情熱だけはまだ若い者に引けを取らないと言い聞かせて、あるいは誤解して(笑)やることにしました。

なので、もしこれを見た70歳以上で後継者に実権を承継するかどうか迷っている方が居れば、私なりのアドバイスが出来ますので遠慮なくご相談ください。継続することも変化の一つだと思って下さい。もっとも今までのやり方を踏襲することはダメですが。

それと、世の中の変化は急激に押し寄せています。建築費の高騰は想像をはるかに超えるものです。日本社会の構造を考えると、これが低下することはないと思います。それと、家賃はこれから郊外部に高値圧力として波及していくでしょう。

また、東京23区内の新築マンションの坪単価300万円は当然で、駅近であれば400万円が普通になるでしょう。私が住む練馬区でも坪600万円という物件が出る予定です。ただし、郊外部に行けば5,000万円程度で購入できる物件もあります。

それが、一般に人々の生活にどのような影響があるのか一概にはいえませんが、それに対応する仕事や業種を作り出して稼いでいく気概も必要かもしれません。

変化は自分事として捉えていくしかありません。人生は他人との協力は必要ですが、やはり自分が主役です。

自分の歴史を、これからも一緒に作って行きましょう。

 

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不動産鑑定評価による適正な時価評価

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