1月14日深夜、就寝後すぐ喉に違和感があったのですが、眠気に勝てずに4時ごろまで眠りました。

一度トイレに起きたのですが、普段と違う喉の痛みを感じるもそのまま再入眠。幸いにも15日は土曜日だったので、朝寝して次に起きたのは7時半過ぎ。風邪をひいたのかと思いつつも家でゴロゴロして遅めの朝食を摂りました。

土日は基本休日なので、病気療養の女房に代わり洗濯・掃除機をかけるのが恒例の日課となっています。彼女は一人では長い距離を歩けないので、車いすを車に積み込みリハビリを兼ねて出かけました。当日もいつものごとく近くのスーパーに行きます。しかし、まだ熱はなかったものの、喉の痛みが増してきたので早々に帰宅しました。

翌16日はいよいよ喉の痛みが増し、さらに昼過ぎからは熱が出ました。計ると36.9度。その後、夜半になると7.8度まで上がりました。通常平熱は多少の差異はあるものの6.2~6.4度程度。これは変だと思うがどうにもならない日曜日の夜です。

翌日17日、朝から7.8度台をキープしており、満を持して(?)東京都発熱センター、練馬区発熱センター等にTELしまくりました。

何と数十回は架けたろうか、数なんてどうでもよいのですが、大体短気な性格で損をしてきた私としては、とにかくぶち切れてしまう電話の繋がりの悪さです。

とはいっても仕方がないので、根気よくかけ続けたところ、ようやく番が回ってきました。東京都発熱センターでPCR検査が出来る〇〇内科を紹介してもらい、とりあえず翌日(19日)の夕方に予約。しかし、結果が判明するのは翌々日(20日)だということ。

遅すぎるなあと思っているところに幸運がもたらされました。娘が以前罹ったクリニックがあり、そこだとPCR検査をやった当日の1時間後に結果が分かるというのです。

すぐに当該医院を教えてもらい、TELすると幸運にも明日の朝に来てくれと。そして、午前中には判明するとのこと。熱は幸いにも8度まで行きませんでしたが、とにかく今まで経験したことのない喉の痛みです。それと頭痛。これはオミクロンだと自分で診断しました。

翌日、指定された時間に行くと2組ほどの先客がいました(外で待っているのです)。クリニック内には入れません。

寒空で待つこと約15分。ようやく医者が現れました。鼻の中に綿棒を入れられ、ほんの5秒程度で検査終了。

結果は2時間後ぐらいといわれていましたが、何と自宅に着く前にスマホが鳴りました。ドキドキして聞くと、先生からあっさりと「陽性でした」とのこと。

「オーマイガー!」てな感じ。参ったな。家には女房がいるし。どうするんだ。仕方がない。現状を受け入れるしかない。頭はこの先一週間のアポ等の解約を急がなければという思いが駆け巡ります。

迷惑をかけるなぁと思いつつ、コロナなのでとお許しを請うしかありません。

病院からはすぐに保健所に連絡が行くらしく、その医師からは一般的な解熱剤と胃腸薬、抗生物質、喉の痛み止めの4種類が処方されました。昼食を食べてすぐに服薬すると解熱剤の効果なのか2時間後には36度台まで下がりました。

保健所からは翌日ようやく連絡があり、発病から既に3日経っているので、それから7日間の行動制限が課せられました。外出禁止令です。

幸い、食料品は日頃より災害に備えて、比較的買い揃えてあったので困ることはなかったのですが、野菜等の生鮮食品はどうしても不足がちになります。

2日後には練馬区から3日分の、3日後には東京都からの支援物資が山のように届きました。これにはびっくり。レトルトや飲み物、インスタント食品が中心ではありましたが、ありがたく頂戴しました。

私の場合は発症から5日後には、喉の痛みを除いてほぼ正常に戻ったので自宅に軟禁状態は苦痛でした。部屋から外に出たのは、人目を忍んで夜10時過ぎにマンション3階にあるゴミステーションに2度行ったきりです。マンションの地下にあるスーパーにさえ行きませんでした。自宅は4階なので、数分の外出時間です。これが唯一の息抜きでした。

ようやくというべきか24日夕方には保健所から「療養解除」のお知らせメールが届きました。なんとも役所らしい表現で笑ってしまいました。これで晴れて自由の身になりました。

娑婆(しゃば)に出られるありがたさが身に染みました。好きなカフェに行けるぞと。

コロナ受難のおかげで相続診断協会の上級試験用テキストをほぼ読破できたのが救いでありました。

Let’s try 東京アプレイザル土地評価 実力判定テスト

Q11の答え:誤り

財産評価基本通達上の「地積規模の大きな宅地」には該当せず、規模格差補正率は
使えないが、1,000㎡未満とはいえ、道路を開設して区画分譲する可能性があるため、
鑑定評価での検討が必要である。

 

★YouTubeはじめました!チャンネル登録お願いします。

不動産鑑定士《芳賀則人の言いたい放題》 (別リンクに飛びます。)