【中小企業の社長を続ける覚悟があるか】
その前提として、経営者はとにかく世話好きであれ、恩はタダ同然で売る。気配りに徹する。そうすると思いがけない所や知らない所からお返しが戻ってくる(と期待する)。
中小企業経営者の特典は、良いも悪いも自分のペースで物事を進めることが(必ずしも絶対ではないが)出来るというのがあります。もちろん独善的であってはいけませんが。
人の採用や配置、給料の昇給、賞与額の決定、新規事業進出や撤退すべき事業の選択、支店展開等の決定、さらに社員等に夢を与える事業計画の策定、つまり経営に関することを全般的に関与することになります。 ただし、その分、会社が生きるか死ぬかの命運を背負っていることになります(よく、ものの本の中には、中小企業の維持や発展は社長に因るところが90%などと記されている)。
それがある意味、社長の権力の源泉になるので、一度やると辞められない魅力でもあります。つまり、順調にいっている会社にいる限り座り心地は悪くはありません。ただし、天変地異や市場の急変など、いつ売り上げが後退するか、激変するかは運によることもあります。最近の集中豪雨や大震災などで一気に社屋や店舗が崩壊するリスクだってあります。
だから社長はいつも孤独です。不安です。今でも融資の個人保証などはその際たるものです。それを脳から緩和し取り除くためには、ある程度の報酬がないとやっていられません。リスクをとっている代わりに、社員より給料高(例えが悪いがまるで覚醒剤みたいなもの)がそのバッファーなのです。
かくいう私は、8年前に一度代表取締役を退任して楽をしようと思いましたが、それは叶わず、2年前に出戻り代表取締役になったことは以前書いた通りです。その観点からは、一度は事業承継を失敗したと言われても、何の反論も出来ません。この時のブランクが6年ありましたが、71歳にしてまたやり直そうと思った次第です。幸いなるかな、仕事が大好きでこれしかない人生でもあり、ついては資格商売だからこそといってもいいでしょう(ま、士業は甘いと言われればそれまでですが)。それと、若い頃から長年お付き合いをして頂いている税理士事務所様のお蔭でもあります。この有形・無形な財産が当社の強みでもあります。
話は変わりますが、今回の本題です(序論が長すぎました)。
社長や所長をある程度長くやっていると、既存の取引関係者や知人等に、誰それを紹介して欲しいとお願いされることが、かなり増えることになります。まあ、それなりの先生や社長に取り入りたいとう虫の良いお願い事です。かくいう私もあれこれお願いすることが多いので、他人事のようにいうわけには行きません。もちろん、何でもかんでも紹介は出来ません。しかし、あまり冷たくあしらうと、何を言われるか分からない時代なので、ある程度のお世話や相談に乗らざるを得ません。中には、これはと思う情報が隠れていることもあり、あまり蔑ろにするわけにもいきません。
そんな、紹介したい、されたいというニーズが世の中にはかなりあると思い、2年前から【異業種交流会】を始めました。自分のビジネスや情報を多くの方に伝えたいという方には有益と思っています。

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