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[スタッフブログ]斎藤紀明が斬る!

大阪から「後継者育成プログラム」の普及に邁進している石先生2017.06.16

中小企業の2代目・3代目を育てる後継者育成プログラム【ビジネス計数塾】を主宰しておられる大阪のパワーザイム株式会社代表で公認会計士・税理士の石光仁(せき・こうじん)先生と、5/22(月)AP大阪淀屋橋、そして5/25(木)TAP高田馬場の2会場で共催セミナーを開催させていただきました。

前回は、私が講師としてお話をさせていただきました『自社株の準共有のリスク』についての記事でしたので、今回は第2部でご講演いただいた石先生の後継者育成プログラムについて投稿させていただきます。

石先生の講座タイトルは、

【これからの事業承継は”後継者教育”だ!】~後継者育成プログラム『ビジネス計数塾』ノウハウ大公開~

というものです。じつを申しますと、私が石先生と共催セミナーをやろう!と考えたきっかけは、この『ビジネス計数塾』をオブザーバーとして見学させていただいたことだったのです。初めてビジネス計数塾のお話しを伺ったときに、まずプログラム(カリキュラム)が、毎月1回・2時間のセミナーで、しかも年に10回しかやらないと聞いてびっくり仰天しました。「8月は暑いからお休みです。年末年始もいろいろ忙しいから勉強に身が入らないでしょう。だから年に10回くらいがちょうどいいんです」と、穏やかな関西弁でお話される石先生のお言葉を聞いて、内心では「えー、でも後継者教育をするのに、1年間で2時間×10回=20時間しか勉強しないなんて、それで大丈夫なのかなぁ?」という気持ちがありました。

ところが、大阪・本町で開催されたビジネス計数塾を見学させていただき、「なるほど、こういうことだったのか」と納得しました。通常のセミナーのようなスクール形式ではなく、円卓に受講生が石先生を囲むように座り、そして石先生も一方的に「先生」としてお話をするのではなく、重要なポイントをお話しした後ですかさず「○○さんはこういうときどう思いますか?」あるいは、「□□さん、あなたの会社だったらこの場面、どういう手を打ちますか?」と、常の受講生に考えさせる・自発的に発言させるといった「能動的に」関わるゼミナール形式だったのです。2時間という短い時間ですが、その間ずっと非常にレベルが高く密度の濃い議論や意見交換が行われます。しかも、受講生がすべて2代目・3代目といった「後継者」ですから、先代(父)との関係で悩んでいたり、あるいは自分よりずっと年上の古参役員・社員から軽んじられていることに悩んでいたり・・・。それらをお互いに赤裸々に語ることで、受講生同士のなかでたくさんの「共感」や「気づき」が生まれているのです。なるほど、これほど密度の濃い内容だからこそ、2時間で十分な勉強になり、しかも年間10回の開催でも多くの後継者を惹きつけるのだなぁ・・・。

石先生はこのように分析しておられます。

「若手経営者は孤独で、不安なんです。」

後継者として先代(父)から会社を若くして任される、責任あるポジションに就任する。しかし、周囲の幹部といえば、父の代から長年会社を支えてきたベテラン・古参社員ばかり・・・。そんな中で、「メンバーが皆、2代目・3代目ばかりだからこそ本音で語れる」。そのような場を若手経営者たちは求めているのです、と。

このビジネス計数塾がスタートしたのは2012年です。公認会計士・税理士として長年ご活躍されている石先生ですが、あるとき懇意にしている顧問先の中小企業経営者から、次のようにクレームがあったそうです。「先生、外部セミナーの講師をするものいいが、クライアントの息子に対して経営者教育をする気はないのか!」このひと言をきっかけに、本当の意味でクライアントのためになるコンサルティングは後継者育成だということに気づいた石先生は、まもなく『ビジネス計数塾』を立ち上げて、「数字を使った科学的経営ノウハウの習得」をベースとして後継者教育事業に取り組み始めました。

2012年1月に開講したときは、受講者わずか7名の小さな塾としてのスタートだったそうですが、それが「この塾は実践的で、本当に勉強になる」と口コミが広がったことで毎年続々と参加者が増え続け、2017年4月には86名の大所帯になったとのこと。

上記でご紹介したとおり、このビジネス計数塾では「数字を使った科学的経営ノウハウの習得」をベースにしています。数字の部分はご紹介できませんが、私が見学させていただいて印象的だった石先生の教えをいくつかご紹介させていただきます。

【質問】マネジメントから見た利益の定義は何だと考えますか?

1.利益とは、”事業競争力の大きさ”を表したものである
2.利益とは、成長の為の投資財源であり、危機の備えである

【質問】マネジメントから見た固定費の定義は何だと考えますか?

固定費とは”企業活動の大きさ”である(※限界利益とは”成長の大きさ”である)

 

東京アプレイザル物語

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