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東京アプレイザル物語

25 次世代への継承

司会: それでは、最後に次世代への継承の観点から、お話を聞かせてください。ここまでのお話からしますと、まだご自身で東京アプレイザルを発展させようというお考えかと思いますが、会社の継承ということはお考えですか?

芳賀: それは、もうずっと考えています。私も60歳を超えましたので、ずっと居座り続けるというのは、会社にとって、プラスにならないと思っているんです。ただ、後継者が充分に育ったなとは思っていないんです。最終的な判断などで、まだ任せきれない部分が少しあったりするんですね。

司会: やはり、そこは経営者として、シビアな目で見てしまうんでしょうね。

芳賀: そうですね。ただ、どこかで切り離して譲らなければとは思っています。その場合は、自分は会長職にでもなって、営業に専念するといった形をしばらく取ろうかなとは思っています。

司会: 先ほどもありましたように、会社にとって軸となる、既存の提携先との繋がりを強化させることと、新規の提携先を見つけること、この2つに専念しようということですね?

芳賀: そうですね。事業承継をテーマにしたセミナーを散々やっている割には、自分の事となるとなかなか決断できません。それでも、65歳を過ぎたところで、自分は会長職へと考えています。

司会: 決断の時は迫っていますね。完全に離れるのではなく、やはりしばらく会長職で営業のようなことは続けられるということですね。

芳賀: そうですね。やはり、会社のためにも自分にしか出来ない方法での営業活動はしばらく必要だと考えていますすし、何よりも、その営業活動が楽しいものですから、すぐに取り上げられると困るといったこともあります(笑)。

司会: 「仕事大好き、芳賀則人」ということが伝わってきますね(笑)。

芳賀: その際には、名刺に、会長職でありながら、営業係長という肩書でも付けようかなと(笑)。

司会: まず、名刺で相手に「おっ?どういうことだ」と思わせる戦略ですね。さすがです(笑)。

それでは、この辺りでインタビューを終わらせていただこうと思います。東京アプレイザルの足跡と共に、「芳賀則人」個人の魅力・そして経営における戦略性がたっぷり伝わってきました。会社を経営されている方やこれから起業される方に少しでもヒントになればと思います。また、これからの不動産鑑定士の在り方や不動産業者の「相続」への関わり方についても提言していただきましたので、不動産鑑定士の方、またこれから目指そうと思っている方、さらには不動産業者の方々に参考にしていただける大変貴重なお話が聞けたと思います。

どうも、有難うございました。


以上で『東京アプレイザル物語』の連載は終了となります。

昨年5月から1年間、ご愛読いただきありがとうございました。

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斎藤紀明が斬る

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