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東京アプレイザル物語

12 見つけ出した営業スタイル

司会: 会社は、順調に業績を重ねてきて人も雇ってということですが、独立されてからこの時期までで苦労されたことというのは、何かありますか?

芳賀: そうですね、仕事としてということを考えると、そんなに無いかもしれませんね。ただ、金融機関とお付き合いをさせていただいていたこともあり、お金を借りて私もマンションを買ったりしていたので、そういう面での損というのはありましたけどね。投資まがいのことですね。とはいえ、会社がどうこうなるということは無かったですね。

司会: なるほど。大手の金融機関とのお付き合いということになると、営業上の人付き合いは大変ではなかったですか?

芳賀: そこは、少々苦労しましたね。私は、全くお酒が飲めないので、お酒のお付き合いというのが上手くできなかったんです。その点については、結構ハンデに感じていましたね。

司会: 私も、お酒が苦手なので、共感してしまいます。特に、芳賀先生の若かりし頃というのは、まさに「俺の酒が飲めないのか」というような時代だったんじゃないですか?

芳賀: そうなんですよ。これが、しばらくは私のコンプレックスとして立ちはだかるんです。そこで、どうしたものかぁということになるのですが、幸いなことに私にも芸がありました。それが、学生時代から鳴らした麻雀ですね。この時代のおじ様方というのは、お酒と同等かそれ以上に麻雀が大好きなんですね。

司会: 自分の父親のイメージからしても、想像できます。

芳賀: ということで、酒もゴルフも駄目でしたが、麻雀という武器を持って、営業上のお付き合いをさせていただきましたね。時には、その大手の金融機関の方を相手に、私主催の麻雀大会を開催したりもしました。

司会: 大会というからには、景品等も用意されたのですか?

芳賀: 場所の設定も、景品の用意も全て私がやりました。結構豪華でしたよ。参加者も20人位集まりました。私は主催者なんですけれど、大会にも参加するんですよ(笑)。

司会: 芳賀先生ご自身も、相当お好きなんですね(笑)。

芳賀: それで、主催者なのに、優勝しちゃうんです(笑)。勝負になると、もう駄目なんですよ!

司会: 接待する側なのに、優勝しちゃうんですね(笑)。

芳賀: 芳賀さん、何しに来たのなんて言われていましたね(笑)。

司会: お酒が飲めない分、麻雀で人との付き合いをして、交流を深めたということですね。

芳賀: 私の唯一の営業のツールですね。自分の出来ることで、営業上の人付き合いをやってこれたというのは大きいですね。麻雀に関しては、相当な回数をお付き合いしてきましたね。それも勝っちゃうんですよ。

司会: 勝つと、目立ちますし、必然的に名前も覚えられますよね。また、麻雀は強い人とやる方が面白いですからね。

芳賀: まさに、そうなんです。勝つと、あいつを負かしたいと思うんでしょうね。また、呼ばれるんですよ。

司会: 確かに、そうですよね。それと、麻雀は一度始めると長時間になりますし、色々なことを話す場としてはいいですよね。

芳賀: 馬鹿な話から、真面目な話までね。そこで、人間関係ができます。それに、麻雀をやっていると人間性が凄く出るじゃないですか。この人はこういう人だなと分かってくるんですよ。

司会: その人の本質が分かるので、その後の付き合い方等を考えることもできるようになりますよね。

芳賀: そうなんですよ。こういう営業の方法もあるんだなという思いです。

司会: 現代で同じように麻雀で営業上の人付き合いをしようといっても、芳賀先生の時代と同じようには出来ないかもしれないですが、お酒を飲めなくても、自分の強みを活かして人との関係を築こうという意味では、現代の若者への1つのメッセージとなりますね。

 

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斎藤紀明が斬る

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