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[月いちコラム]芳賀則人の言いたい放題!

No.288【傲慢という病】2019.09.01

長い間、先生とか社長とか(大臣)とか言われていると、何かと気持ちがいいので、謙虚さや優しさがどんどん失われる傾向になります。傾向と書いたのは、全ての人がそうだというわけではないので、敢えて「傾向」と表現しました。

しかし、私もそうですが、自分では気づかないところで、まるでゆっくりと進む癌の如くこの傲慢病は進行して行くのです。また、このことを指摘する、あるいは諌める人はほとんどいないのも実状です。だから、どんな優秀なMRやCT検査でもこの病気は発見出来ません。

時代劇にもあったような、昔から仕える古家老が「殿様」が不始末を犯した若侍や郎党を見て、手打ちにしようとしたところ「殿、あいや、お待ち下され」と言って諌める絵を思い浮かべる(古い世代しか分からないかも)方も多いと思います。

このように社長に面と向かって物申す幹部はほぼいません。言えば首になるか、左遷される恐怖感が先立ち、流れに任せます。これが長年続くと会社の寿命が訪れます。つまり死ぬ間際になって、社長は自分の傲慢さや至らなさに気付くのです。若い内(50代?)はそれでも通ります。トップのエネルギーの固まりが他を圧倒します。有無を言わさない雰囲気が会社を包み込むことが出来るからです。利益がガッポガッポとあれば多少の無理は消されてしまいます。その良い例がスルガ銀行、レオパレス21ではないでしょうか。私も開業して38年、会社組織になり30年経過した昨年、代表取締役を辞めました。その5年前には辞めるつもりでした。正直、自分が傲慢になっていたとは認めたくない自分がいます。しかし、これは自分で判断することは不可能です。

どうしてか。自分を自分で否定する人間は世の中にはいないからです。自分が一番と思っているからです。

だから、10人以上の組織の長は時期が来たら、少なくとも辞めることをルール化するのが良いと思います。そして後継ぎを育てるのです。これで自分も延命出来るのです。

だから相変わらず「会長」と名乗って会社を手伝っています。

老人病院視察を体験して、記憶に残るのは親への思いや子供への愛情か。

人の最後は関わってくれるスタッフさんや家族の優しさに包まれることが最高の幸せであることを感じます。

 

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